今回は「ベトナム人女性のお金や金銭感覚」について説明します。
ベトナム人女性と現在交際している日本人男性のみなさん、ベトナム人女性の金銭感覚ってどうですか?結婚したら家計を任せられるの?って気になりませんか?
あと、こんな話聞いたことありませんか?東南アジアの女性と結婚すると母国の家族への仕送りが必要とか、共同出資を迫られる、逆にお金持ちすぎて金銭感覚が全く合わないとか様々なシチュエーションがあります。
今回は、ハノイ中心部出身のベトナム人女性と国際結婚し5年目の私が遭遇したことや感じたことをお伝えします。
1.欲しいものは後先考えず買う!
憧れの日本での生活・・・
私の妻は大学卒業までベトナムで暮らし、日本での就職を機に来日しました。高校から日本語を学習し始め、大学卒業時で日本語能力検定N2を取得済みでした。憧れた日本での生活が始まると同時に初めての一人暮らしでもあります。
社会人として給料を稼ぎ、得た対価は自分の好きな買い物や趣味に余すことなく使っていた時期がありました。自分で稼いだお金を使うことは全く問題がありませんが、怪我をしたりなど急にお金が必要となった時もありますよね。来日直後の外国人のためクレジットカードも作れないので、借金をすることはできません。
お金の使い方、考え方は人それぞれですが外国人の彼女が散財していたら彼氏としては心配になっちゃいますよね。彼女の気分を害す事なく節約志向にするにはどうしたらいいのでしょうか?
うちの妻の場合は買い物するときに「それ本当に必要?」って結構な頻度で聞くようにしていました。その結果、結婚5年目では必要なもの以外は買わない習慣が付きました!
2.金銭感覚がないことが問題
今いくら使ったっけ・・・?
どれぐらいの金額から、ちょっと高いものを買う!という気持ちになりますか?人によっては2000円でドキドキです!とか10万円を超えてもなんとも思いませんという方もいらっしゃると思います。
私の妻の場合は、金額どうこうではなくとりあえず購入できれば買う!という気持ちしかなかったと聞きました。
今月はいくら使ってる、貯金はいくら残ってるということを忘れてしまうことが多いので、夫として注意深く見張っています。
夫婦の家計簿は妻に・・・と結婚前は思っていましたが、ベトナムでは男性が家計を仕切ることも多いので僕の方で担当しています。適材適所で夫婦助け合いながら生活できるといいですね!
3.お金に困った人には貸してしまう
困ってたら助けるのが普通・・・?
これは妻が来日してから務めていた専門学校での話です。その学校では、留学生向けの日本語学校としての機能もあり勉強を教える傍ら、留学生の日常生活をサポートする役割も担っていました。
留学生は、ベトナムだけでなくタイ・中国・韓国・モンゴルなと様々なアジアの国の学生がいました。留学生は基本的に週28時間までしかアルバイトが出来ないので、お金に困る学生もいます。そんなとき当時の妻は、お金を貸していた状態でした。
一見いい人!ですが・・・なかなかお金が帰ってくることはありませんでした。貸したあとってこちらから返してとも言いにくいですよね。
来日して、同じ境遇の外国人仲間を手助けしたい外国人の気持ちもわかりますが、取り返しがつかなくなる前に、やんわりストップしてあげることも大切な日本人彼氏の役目だと僕は思います。
結果的に、口酸っぱく返してもらった?と確認してお金を回収することには成功しました。もしお金の貸し借りをしている場合は、基本帰ってこないことを思い出してください。
4.投資話は突然来る
起業しないか?土地買わない?
家がほしいよ・・・
これはベトナム人に限った話ではありませんが、東南アジア周辺では家族で投資したり、家を買う資金の提供をお願いされたりということもあります。
実際に、私たち夫婦にもベトナムに住む両親から「土地を一緒に買わないか?」という話が来たことがあります。
ここで日本人が気になってしまうことは、「もし断ったら、両親から嫌われる?」ではないでしょうか?同時に家族からの相談なので、妻からも「お金・・・出すよね?」という圧がくるかもしれません。
私の経験からお話すると、興味がなければ断ってしまって構わないと思います。もちろん指定金額に貯金が足りない場合もありますよね。お断りして、妻と家族の態度が豹変したら結婚詐欺を疑う必要があるかもしれません。
もし家族との共同投資を進める場合は、事前に利益・損が出た場合の割合はしっかり決めておきましょう。利益が出て家族から少し多めにお金をいただくというのは前提条件があってからの話です。極力揉めないようルールを整備してみてくださいね!
5.ベトナムの家族に仕送りする
ベトナムの家族に仕送り?
東南アジアの国では国の成長は著しく高まっていますが、同時に貧富の差も大きくなっているという問題があります。日本は地方でも同じ生活レベルの家族がたくさんいますが、東南アジアではそうではありません。
首都圏である、ハノイ・ホーチミン・ダナンといった大都市から地方に行くと、生活レベルの差を感じるシチュエーションが多く見られます。これから結婚する相手がどんな場所で育ってきたか、結婚前に一度は訪れ確認すべきだと思います。
私たち夫婦は、ベトナムへの仕送りは現在していません。一般的にベトナムの月給は、日本の1/6程度です。そのため月3万円程度の仕送りをしている夫婦もいらっしゃいます。
日本人の感覚からすると、親に仕送り?と思いますが、家族とのつながりが強い東南アジアではよくあることなんです。結婚後のお金の話は本当に大切です。しっかり話し合った上で送金することを決めてくださいね!
6.まとめ
お金の話は怖いけど現実を良く
確認してみて!
付き合っていた期間~国際結婚後のベトナム人女性の金銭感覚とお金事情をお届けしました!日本に来日して、日本の全てが新鮮に見える時期や欲しい物の衝動が止まらない時期誰にでもあると思います。
妻の恥ずかしい過去をちょっと掘り返してしまいましたが、これからの方に注意していただいたり、こんなこともあるかも!と思っていただけたら幸いです。
ベトナム妻の家族とのお金のやり取りも基本出したら帰ってこないと思ってください。貸し借りの場合は、書面に残すなど対策を取ることが大切です。妻から「私の家族を信用してないの?」と聞かれても、お金の貸し借りだからちゃんとしておこうと説得してみてくださいね!
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