今回は「海外挙式に掛かる費用と準備」をご紹介します。
私たちは日本とベトナムの国際結婚で2017年2月にベトナムのダナン市で結婚式を行いました。
国際結婚カップルが増え、海外での結婚式が増えてきています。映画に出てくるような照りつける太陽・青い海・白い砂浜で結婚式挙げてみたくありませんか?
海外だと費用面で日本より割高なんじゃない?
結論⇨すごく安かった!
ベトナム・ダナンの☆5リゾートホテルのビーチ結婚式で68万円!私たちが利用したダナン市の☆5ホテルはオララニリゾートホテルです。
◎海外で結婚式を挙げたいカップル
◎南国リゾートの高級ホテルで結婚式を挙げたいカップル
◎ビーチで結婚式を挙げたい方
◎ベトナムで結婚予定の方
◎日本とベトナムの国際結婚カップル向け
1.ベトナムの結婚式の流れ紹介
ベトナムの結婚式は
自宅からスタート!
①新郎が新婦を迎えに行く
結納品(果物、タバコ、お酒)を持ち行列を作って盛大に新婦を迎えに行きます。私の場合は滞在していたホテルから、ベトナムの友人に協力を依頼して運んでもらいました。
本来は行列をなしたまま行くのですが、距離もあるので途中は車移動です。昔は歩いて行ったようですが、最近は車を使っての移動が主流だそうです。
②新郎から新婦へ結納品を渡す
結納品を渡し、きれいに並べられたら1度お祈りを捧げます。
③仏壇の前でお祈りを捧げる
仏壇の前でお祈りを捧げます。先祖に結婚しますという報告のためです。
④金の指輪を交換する
ベトナムでは金の指輪を交換し合う文化があります。私たちは金の指輪と結婚指輪は別で用意しました。ベトナムでは、金の指輪を着けている方も多いですが、日本で生活するならシルバーの指輪の方が良いかと思います。
⑤新郎、新婦からのスピーチ
最後に新婦、新婦からのスピーチで花嫁を迎える儀式は終了です。私たちは、午後の結婚式もあるのでここでのスピーチは割愛しました。
⑥オララニリゾートホテル(ビーチ)での結婚式
ビーチでの結婚式は、天気勝負だと思います・・・!もし雨の場合はどうするか考えておく必要があると思います。
私たちは全く考えていませんでした。結果的に晴天だったので良かったんですが。前日まで雨でした・・・。アブナカッター
⑦リゾートホテルでの披露宴
ホテル内の食事会場へ移動します。
食事を楽しんでいただきながら、私たちのプロモーション動画を見たりフラッシュモブをやってみたりで招待した方に楽しんでいただくことができました!
ベトナムでも準備は日本と一緒なので、招待した方に楽しんでもらえるよう、準備はしっかり行っていきましょう。
もしベトナム語から日本語への通訳を依頼する場合は、友人から選出するかプロにお願いしてください。力量がわかる方にお願いすることをオススメします。
⑧解散
本来、ベトナム方式の結婚式だと好きなときに好きな時間で帰る文化が一般的です。私たちの場合は、近い親戚だけで結婚式を行ったので、日本方式で一斉解散としました。
2.結婚式の準備
ベトナムでの結婚式準備手順
ご紹介!
①結婚式場目処をつける
ベトナム渡航の前に、インターネットやベトナムの両親にお願いし下見をする候補を見つけます。その際に、金額の比較もしてみてください。教会や結婚式場またはリゾートホテルでやるのかで値段が変わってきます。
場所の広さも確認事項のひとつなので、どのくらいの人数を招待する予定か事前にベトナムの両親と相談しておいてくださいね。
②結婚式場の現地確認と場所の決定
実際にベトナムに渡航し、自分たちの目で会場の視察を行います。私たちは2ヶ所回って、オララニリゾートホテルに決めました。
事前の下準備をしっかりしていないと、限られた渡航期間に会場を押さえることができないので本当に注意をしてください。
③衣装をレンタルする
結婚式場であれば、その場でドレスやタキシードをレンタルできますが、 リゾートホテルの場合は自分達で用意しなければいけません。結婚式場の下見でベトナムを訪問した際に、合わせて衣装選びもしてしまいましょう。
私たちがレンタルで利用したお店はこちらのURLからご確認ください。安くレンタルできるのでチェックしてみてくださいね!
https://www.facebook.com/abweddingdanang/
結婚式まで時間が開いてしまう場合は、借りた衣装が入らなくなくならないように、極端に太ったりしないよう自己管理を気をつけてくださいね!
④担当者とメールでホテルや式場の内容のやり取り
オララニリゾートホテル担当者との連絡は、日本からメールと電話で私たちは行いました。事前に確認が必要になった1回だけベトナムの母に頼み確認に行ってもらった程度です。日本だと何回も打ち合わせしますが、ベトナムはあっさりでした。
<メールで連絡した内容>
※ホテル担当者だとウェディングプランナーでは無いので、自分から積極的にいろいろなことを確認くださいね。
◎結婚式当日のスケジュールの打ち合わせ
⇨ホテル側のスケジュールを送ってもらい、変更点を連絡してください。
◎招待者からのプレゼントや手紙を飾るスペースを用意してもらう
⇨オララニリゾートホテルでは無料でした。
有料の場合もあるので確認してください。
◎結婚式のデザインや飾りについて打ち合わせ
◎披露宴で使う音楽や備品、飾りを打ち合わせ
▼注意:打ち合わせ完了後、最終金額は必ず確認してください!▼
⑤結婚式場またはホテルと契約を結ぶ
私たちは、自分たちでベトナムにはいけなかったので、母に代役をお願いしました。場所によっては本人でないと契約できない可能性もあるので、要確認です!
⑥料金は前払い制
オララニリゾートホテルでは、50万円以下の結婚式開催の場合、契約時に支払合計の80%の支払いが必要となっていました。こういったことも下見の際にしっかり確認しましょう。
⑦式場の細かい飾りを交渉を親族にお願いする
これは家族や、ベトナムの友達にお願いできる場合ですが、信頼できる方に結婚式や披露宴のデザインの確認を依頼しておいたほうが安心です。ホテルの方も頑張って準備してくれるので問題ないかと思いますが、最高の1日にするため念には念を入れていきましょう!
⑧結婚式の下見を行う
結婚式当日前にベトナムに渡航し、最終確認をしてくださいね!
最後は自分たちの目で確認する、重要な任務です。私たちの場合は、イメージ通りに出来上がっており感動してその日は帰ることができました。
大きな変更は難しいと思いますが、せっかくなのでできる範囲のワガママは言ってみたほうが良いと思います。
⑨結婚式開催!
結婚式当日です!夢にまでみた海外での結婚式楽しんできてください!
もしこのブログを参考にされた方で、海外で式を挙げた方がいらっしゃいましたらコメント欄で教えてください。よろしくおねがいします!
そして、パートナーと長らくお幸せに!
3.結婚式の費用
ベトナムの結婚式の
総費用は約68万円
<費用の内訳>
◆海辺での結婚式をするための飾りや準備料⇨95000円
◆食事代⇨2250円×50名=137500円
◆持ち込みのワイン、シャンパン、不足分の飲み物代⇨20000円
◆披露宴会場の飾りと準備費⇨15000円
◆カメラマン⇨3万円/1日
◆衣装代(新婦)⇨合計3.5万円(メイク含む)
※新郎は自前のものを用意し着用しました。
◎ベトナムへの渡航費⇨下見や準備を含めて2回渡航:約35万円
◎招待状は100均でおしゃれな紙を買って自分達で作ったのでほとんどお金かかりませんでした。
ダナン滞在中は妻の実家で宿泊することで、ホテル費や食事代を節約しています。移動についても基本的に実家の車移動なので節約できました。ありがたい~!
もっと細かく計算すると、日本側の両親の渡航費等も入ってきますが、それを入れても100万円以下でベトナムなら結婚式ができます。
日本で両家親族だけ、約20名での神前式を行いましたが、こちらは総額約90万円でした。日本の結婚式のほうが、何度もブライダルプランナーの方と打ち合わせを行い細部まで決めたので大変でした。
私たちはベトナムで式を挙げていたので、飾りも食事も本当にシンプルにしましたが、90万円でした。日本にこだわらないなら海外での結婚式も有りです!ご検討してみてくださいね。
その他に、ベトナムでは結婚式の前撮りを盛大に行う習慣があります。専属カメラマンをつけ、私たちの場合は2日間色んな場所と衣装で写真を撮ってもらいまくります。一瞬芸能人になったかのような気分になりますよ(笑)
こちらは、15万円ほどでした。
4.ご祝儀について
お国が変われば
ご祝儀事情も変わる
日本の結婚式では、ご祝儀には偶数を避けた1万円か3万円ですよね。
<ベトナムの場合はどうなの?>
ベトナムの場合は日本と金額が異なります
◆友達⇛10万ドン~20万ドン(500円~1000円)
◆親友⇛25万ドン(1250円)
◆親戚⇛50万ドン(2500円)
◆近い親族50万ドン以上(2500円以上)
もちろん上限の決まりはないので、友達でも100万ドン包んでも失礼ではありませんのでご安心ください。
日本と違いベトナムではこの金額が一般的です。ベトナムでは500人や1000人招待して結婚式を行う場合もあります。それでも結婚式の支払いや、お礼に当てられるお金は多くありません。自己負担の割合が大きくなることは忘れないよう準備を進めましょう。
5.結婚式のカメラマンについての注意
結婚式のカメラマンは
絶対にケチるな!
結論から言うと、カメラマンをケチってあまりいい写真がなく失敗・・・
日本のブライダル会社でカメラマンを雇えば、すごく下手な人って絶対来ないですし、複数人で撮影するので技量の差があっても、後で帳尻合わせができます。
ベトナムでは、フェイスブックで仕事を依頼したりする習慣があります。ベトナムの両親が見つけてくれた方にお願いすることで準備を進めていました。私自身もカメラマンとして活動した時期があったので、ウェディングフォトの難しさは理解していました。
式がおわり、出来上がった写真を見て妻とがっかりしてしまった記憶があります。カメラマンのおじさんも頑張ってはくれていたんですが、写真が暗かったり、ブレていたり使えるものはあまりなかったです・・・(泣)
僕が信頼している、ダナン市在住のCanon proカメラマンを紹介します。Dinh The Anhさんです。彼はウェディングフォト中心に活動する会社をしています。工夫を凝らした写真を撮ってくれるので、撮られている側もワクワクしながら撮影ができます。https://www.facebook.com/NUweddings/
彼とは今でもフェイスブックでお互いの写真にイイねを贈り合ったりしています!本当に感動する写真を撮ってくれるので、コンタクトしてね!
6.おわりに
国際結婚でも、日本人同士の結婚でも海外での結婚式は1度はやってみたいと思いますよね。やってみたいと思ったら、一生に1回のことなのでやってみちゃいましょう!
ただし、海外なので簡単に友人は招待できませんが、親族だけの結婚式でもぜんぜん良いと思います。
私たちは、日本とベトナムで結婚式を挙げているので言えることですが、ベトナムでの結婚式のほうが満足度はメチャ高いです。映画のような砂浜での結婚式は男でも感動的でした。
日本では神社での神前式でしたが、どちらも良さがあります!僕は海外が好きなので、悩んでいるなら海外で結婚式に挑戦してみてほしいです。
失敗しても、日本でならいくらでもやり直しできるし、言葉も通じるし、スタッフも超気が効きます。日本のサービスは間違いないです。なんだろう、サービス良すぎてドキドキ感はあまりなかったですね(個人の見解)
ということで、海外挙式にチャレンジしてみて!って記事でした。
もし分からないことや、ベトナムでの結婚式について不明点があれば、相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせからご連絡くださいね!