日本✕ベトナム国際結婚の説明書

日本人とベトナム人の国際結婚の方法を解説します

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ベトナム移住検討者必見!忘れたら命に関わる病気と予防接種11選

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ベトナム移住や短期滞在をお考えの方、予防接種の受診忘れていませんか?

 

国が変われば病気も変わります。ベトナム滞在中の病気は不安ですよね。医療保険に入り忘れていたり、医療保険に入っていても医療費が高額だったり、病院で言葉が通じず大変な思いをする可能性もあります。

 

中には命の危機に陥ってしまう場合もあります。

 

海外滞在を嫌な思い出にしないよう、自己予防を再確認しておきましょう!

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1.ベトナム渡航で感染するウイルス

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ベトナム移住で気をつけたい
怖い病気とは!?

 

ベトナムで一般的な病気は、風邪・腹痛・胃腸炎などの日本でも日常的に見られる病気が大部分を占めています。ベトナムでは日本と比べインフラがまだまだ整っていないため腹痛になりやすい状況もあります。

 

日本では掛からない病気も存在します

デング熱、日本脳炎、マラリア、食中毒、細菌性赤痢、アメーバ赤痢、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、狂犬病、結核

 

ベトナム渡航前にワクチン接種が必要な病気は、マラリア、A型肝炎、B型肝炎、結核です。予防接種によって予防ができる病気やウイルスは必ず対策をしておき、渡航前、渡航後生活に慣れるまでは体調管理に気をつけ生活をしてください。

 

 

2.ウイルス感染での病気詳細説明

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ベトナムで感染する
可能性のある怖い病気

 

 

①デング熱

ネッタイシマカやヒトスジシマカといった蚊を介して感染するウイルス感染症です。2017年保健省の調査では日本国内で30名がデング熱が原因で亡くなっています。

 

ベトナムは北は亜熱帯性気候、南はモンスーン気候と高温多湿の環境になりやすく、蚊が成長しやすい条件が揃っているため、ベトナム全土で感染の危険性があります。

 

<症状の特徴>

潜伏期間は、3~7日間。初期症状は、発熱の他に頭痛、目の奥の痛み、顔面紅潮、全身の筋肉痛、関節痛、全身倦怠感があらわれます。発症後3日から4日後には胸などから発疹が始まり、手、足、顔に広がりますが、1週間程度で回復します。

 

<予防接種>

デング熱には、ワクチンや予防薬がないため長袖・長ズボンを着用し蚊に刺されないよう対策を心がけてください。

 

 

②日本脳炎

ベトナム北部において感染の報告があります。ただし都市部での感染のリスクは高くなく、日本脳炎に感染した豚やイノシシなどの宿主を吸血した蚊を介して感染するため農村部で多く感染があります。

 

日本脳炎ウイルスが人間に感染しても多くは無症状で終わるものの、発病した場合の死亡率は30%程度となっています。

 

 

<症状の特徴>

日本脳炎の潜伏期間は6~16日。症状は、数日間38~40℃以上の高熱がでて、頭痛、悪心、嘔吐、眩暈などで発病する。 小児では腹痛、下痢を伴うことが多いです。また後遺症が残ると言われているため、予防接種の受診をオススメ致します。

 

 

 

③マラリア

ハノイ、ホーチミン、ダナン、ハイフォンなどの都市部、ではマラリア感染のリスクは極めて低いとされていますが、中部高原や東南部などの農村地帯では感染のリスクが有るため注意が必要です。

 

マラリアも蚊から発病しますので、蚊に刺されないよう長袖・長ズボンなどで刺されないよう対策が必要です。また抗マラリア薬の予防内服の必要性について渡航前に医師に相談することをオススメします。

 

 

<症状の特徴>

潜伏期間は24時間。症状は発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などがありますが、腹部症状(悪心・嘔吐、下痢、腹痛)や、呼吸器症状がめだつこともありマラリアではなく風邪やインフルエンザと診断されることがあります。日本の病院を受診する際は、渡航歴について医師に相談してください。

 

 

 

④食中毒

ベトナムでは、日本に比べ高温多湿の環境となるため病原菌の繁殖に絶好の環境にも関わらず、生鮮食品を扱う店舗では衛生管理が徹底されていない現状があります。食品だけでなく水道水からも腹痛になる可能性があるため、ベトナム渡航時は日本の感覚であるものを食べたり水道水を飲むと腹痛になる可能性が高いです。

 

 

私もベトナム渡航時は食事の際は割り箸を持参したり、極力ミネラルウォーターを買って飲むようにしています。美味しいものをたくさん食べたい気持ちは分かりますが、日本ではなく海外なので警戒が必要です

 

 

⑤細菌性赤痢

細菌性赤痢の主な感染源は人間であり、患者や保菌者の便や手指、食品、水、ハエを通して感染します。主な感染源が人間のため、衛生基準が高くなるほど発生の可能性は減少します。

 

 

<症状の特徴>

潜伏期間は1~3日。症状は全身の倦怠感、悪寒を伴う発熱、下痢です。
細菌性赤痢の予防ワクチンが無いため、衛生レベルの低い地域での飲食をする場合は、生もの、生水。氷などを食べないよう十分注意してください。

 

 

 

⑥アメーバ赤痢

食品や水からアメーバの卵が口から入ると下痢になります。ベトナムでは衛生レベルが低かったり高温多湿の中、路上で食べ物の販売をしている屋台もあります。ウイルスが繁殖しやすい環境の中で、販売されている物を口にした場合に感染するリスクがあります。

 

 

<症状の特徴>

潜伏期間はアメーバの卵が体内に入ってから約2週間とされていますが、数日で発症する方もいらっしゃるようです。症状は、嘔吐、下痢、腹痛になります。通常の下痢のように数日中に治らない場合は、アメーバなどの寄生虫による下痢の可能性があります。

 

 

重症化するとアメーバ赤痢として腸管から出血し命に関わる症状となる可能性があるため、病院を受診してください。

 

 

⑦A型肝炎

 A型肝炎は不衛生な食事から感染するウイルスで、発展途上国でよく見られる病気です。ベトナムの露店やレストランの衛生レベルは日本と同じように厳しい安全衛生管理をしているわけではありません。また水は浄水が発展していないので、生で飲むことはできません

 

 

<症状の特徴>

食欲不振、全身倦怠感、腹痛、おう気・嘔吐、発熱、下痢、黄疸(眼球の白い部分や全身の皮膚が黄色くなる)が見られます。 小児では感染しても症状が軽い場合が多いですが、成人では多くの場合黄疸など症状が見られます。

 

 

<予防接種>

国産ワクチン(エイムゲン®)は安全で効果が高いワクチンの1つです。3回の接種でほぼ100%の抗体獲得が期待できます。3回接種するとその後約5年は効果が持続しますが、その後抗体価がさがるため、感染リスクがある場合は 5-10年ごとの追加接種(1回)が推奨されます。
輸入ワクチン(HAVRIX®)は1回の接種でほぼ100%の抗体獲得が 1年以上期待できますが、もう1回追加接種をすることで、15−20年以上の抗体が維持されます。

 

 

 

⑧B型肝炎

 B型肝炎はA型と同じ肝炎。肝臓が炎症を起こす疾病です。主に血液と体液から感染します。血液は使いまわしの医療器具によって、体液は買春など風俗で感染します。症状は風邪に似ているので分かりづらく、またすぐに発症はしません。

 

 

<症状の特徴>

 全身の倦怠感、食欲不振・悪心・嘔吐などの症状が現われ、黄疸(おうだん)が出現することがあります。 他覚症状として、肝臓の腫大がみられることもあります。 これが、急性B型肝炎の症状ですが、症状が出ないまま治ってしまう場合もあります。

 

 

<予防接種>

 大人は0.5mlを4週間の間隔で2回、その後20から24週の間隔で3回目を接種します。10歳未満の子どもは同様の間隔ですが、接種量は0.25mlと半分になります。

 

 

 

⑨腸チフス

感染したヒトの便や尿に汚染された水、氷、食べものを取ることによって移ります。ごく少量の菌によって感染することもあります。

 

 

<症状の特徴>

感染して1~3週間は症状がなく、その後、高熱、頭痛、全身のだるさ、高熱時に数時間現れる胸や背中、腹の淡いピンク色の発疹、便秘などの症状が現れます。熱が高い割に脈が遅いのが特徴的です。重大な症状として、腸から出血したり、腸に穴が開いたりすることがあります。

 

 

<予防接種>

腸チフスには有効なワクチンがありますが、日本では承認されていません。

 

 

⑩狂犬病

狂犬病ウイルスを保有しているイヌ,ネコ,コウモリ,サルなどに咬まれる等により感染します。狂犬病ウイルスを保有している可能性のある動物に咬まれた場合は直ちに傷口を良く洗い、できればアルコール消毒し、速やかに医療機関を受診して発症を予防するためのワクチン接種(暴露後免疫)等の処置を受ける必要があります。

 

 

<症状の特徴>

人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示してほぼ100%死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症です。

 

 

<予防接種>

発症を予防するためのワクチン接種(暴露後免疫)を受診してください。

 

 

 

⑪結核

ベトナムの結核患者数は日本の約8倍,新たに年間11万人が感染していると推測されてもいます。日頃からの予防意識が重要なため手洗い、うがい、日々の健康管理とともに、定期健康診断をきちんと受ける、かぜのような症状が長引く場合には放置しないで受診するといったことが重要となります。

 

 

<症状の特徴>

 

風邪の症状と非常に良く似ていますが、咳、痰(たん)、発熱(微熱)などの 症状が長く続くのが特徴です。 また、体重が減る、食欲がない、寝汗をかく、などの 症状もあります。 さらにひどくなると、だるさや息切れ、血の混じった痰(たん)な どが出始め、喀血(血を吐くこと)や呼吸困難に陥って死に至ることもあります。

 

 

<予防接種>

結核の予防薬としてBCGがあり、日本では幼少期に予防接種を受けている方が多いと思います。青年や成人にBCGを打っても、肺結核の感染を予防する効果は認められていませんから不必要です。成人では、接種部位のケロイドのリスクも高まるしいわゆる疑陽性での接種は、局所反応が強くなりますので接種はしません

 

 

3.まとめ

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ウイルスの中には食品系からの発病するものが多い為、食事する際は割り箸を持参する、氷無しで飲み物を飲むなど気をつけるようにしてください。

 

腹痛と言えど日本のようにきれいなトイレがどこにでもあるわけではありませんし、予定も破綻してしまいます。

 

また渡航後や帰国後に体調に異変や不安がある場合は、すぐに医師の診断を受けるようにしてください。

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